« 掲載コラムのアップデート―浮き袋にアップアップ | トップページ | 掲載コラムアップデート―ドリンク・オシドリ »

科学書「できそこないの男たち」

友人みーが貸してくれた、科学者福岡伸一氏の著書の一つ。

これは・・「すご過ぎて、このすごさは、読まないと伝わらないわ。」。なので抜粋。

著書の各所に「目からウロコ」的な内容がちりばめられていて、

今日抜粋紹介するのは、その中の軽いジャブ部分。まずはご堪能ください。

『おなかが痛い、という時の「おなか」とは、文字通り、自分の身体の中、

つまり内部だと私たちは当然のことのように思っている。が、実はそうではない。

赤ちゃんがおなかにいる、という時の「おなか」も同じである。

身重のお母さんがほら、ここにと手を置いたその場所は、

お母さんの身体の内側であるように思える。

ところが、生物学的に言うと、消化管の内部も、子宮の内部も、

実は身体にとっては外部なのである。このような見方をトポロジー的という。

トポロジーとは難しく言うと位相幾何学のことだが、簡単にいうと

立体感覚である。細やかなデザインや意匠にとらわれることなく、

形の類似と差異、外部と内部、裏と表が見分けられること。

いうなればドーナツとコーヒーカップが同じ形に見えるのが

トポロジー感覚である。両方とも身の部分に穴が一つ。(中略)

トポロジー的にいってみれば、消化管は、ちょうどチクワの穴のようなものだ。

口、食道、胃、小腸、大腸、肛門と連なるのは、身体の中心を突き抜ける

中空の穴である。空間的には外部とつながっている。私たちが食べたものは、

口から入り胃や腸に達するが、この時点ではまだ本当の意味では

食物は身体の内部に入ったわけではない。外部である消化管内で消化され、

低分子化された栄養素が消化管壁を透過して、体内の血液中に入った時、

初めて食べ物は身体の内部に入ったことになる。』

いかがでしょう。こういった調子で、男女の遺伝子構造の違いから、

科学的根拠に基づいて、生命の基本形態は「メス」であることが解き明かされています。

是非「知っておくべき内容」だと思います。

|

« 掲載コラムのアップデート―浮き袋にアップアップ | トップページ | 掲載コラムアップデート―ドリンク・オシドリ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。科学書「できそこないの男たち」おもしろそうですね。catface
普段何気なく使ってる言葉ってのも、それが必ずしも真実を物語ってるワケじゃないってことだ~。

あっしが若い頃、耳たぶにピアスの穴開けたら、ご年配の方に『せっかく親にもらった体に穴を開けて』と言われて、心中、『人の体なんて、しょせん分子レベルで見りゃ、スッカスカなんだから、何を今更・・・』とつぶやいてたことがあったなぁ、と思い出しました。
それも考えてみれば、あながち屁理屈ってワケじゃごじゃらなかったってことですね。coldsweats01

とりあえずは、年齢とともに、偏った考え方にならないように、脳みそを柔らかくしておかねば。今度、時間ができたら、是非、読んでみたいです。

投稿: | 2011年7月14日 (木) 00時12分

うん、これはかな~り面白かったよ。科学書だけど、小説風だから、スラッスラ読めるし。読んで損はない!!女性は読んだら、自分が女性であることに誇らしい気持ちに、ちょっとなるかも。そして特に男性にも読んでいただいて、もう少し女性に尊敬の念を抱いていただきたいものやわ。

投稿: けけ | 2011年7月14日 (木) 02時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1230095/40757284

この記事へのトラックバック一覧です: 科学書「できそこないの男たち」:

« 掲載コラムのアップデート―浮き袋にアップアップ | トップページ | 掲載コラムアップデート―ドリンク・オシドリ »