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2010年10月

科学嫌いでも面白い科学書「生物と無生物の間」

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むむ~・・・。

これは「圧巻」と形容したらいいのか、

「スタイリッシュ」と形容したらいいのか。

根っからの文系人間、数字の為に頭を使うことも苦痛な私に

科学書を読め、と・・・?! 

自力だったら、「手に取る」ということは一生涯なかったであろう

書籍の選択肢を与えてくれたのは、友人みー。

本の好みが全然違う人の本を読むことは、その本の内容もさることながら、ホントに「百利あって一害なし」やね。うんうん。

これはホントにリアルマッコイに科学書だけれども!

小説読んでいるみたいに、すらっすらっ読めます。

ホントに面白く、わかりやすく、

「ああ、理系苦手な人は、これを読んだら

ちょっと苦手意識なくなるかも」的な、

ある意味革命的な本かと思います。



「動的平衡」・・これがスゴイんですよhappy02



もともと「自分の体」というベースがあって、

それに食べ物が要るものだけ吸収され、

要らないものは吸収されずに排出される。

・・・・・・ということではなく!

食べた物が即全身に配布されてその影響を受けていく、

断続的に上書きされている自分の体。

常に全身アップデート。

・・・なるほど。だからこそ、もう脂肪だけは十分にあるのに、

絶えずプラスされていくわけね・・・(ノ_-。)

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グレーな哀愁、謎は未解決のまま「第三の嘘」

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さて。「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」でthree部作

の、三作目です。

順番どおりに読めればよかったんでしょうけど、

コレを貸してくれた友人みーが続編「ふたりの証拠」が

手元になくて、飛ばし読みになりました。

でも、三部作とはいえ、この三作品は

人物設定の上ですごくたくさんの矛盾があるので、

読む順番は、ま。この際そんな重要じゃないかも。

衝撃の「悪童日記」から見れば、この「第三の嘘」で

描かれる主人公。

双子の片割れクラウスは、

まるで別人。

悪童日記の主人公は9歳ー15歳くらいまでの

多感で「若気のイタリー」なお年頃で、

第三の嘘に至ると、主人公はもう50代の

初老なお年頃なので、

行動はかなり理性的で

軽く人を殺してみたり、とかの

異常な行動はもちろん取らないし、

内容的には、精神を病んだ母親を世話しながら

鬱々として生きるクラウスの話。

印象としては、「悪童日記」の時は、

方向性は間違っていても、主人公には

「生きよう」という意志がすんごい強烈に

働いているから、

「生きる」為に行われる殺人や盗みの

「ためらいのなさ」に度肝を抜かれつつ、

さらっと読み終えられるのに対して、

「第三の嘘」では、主人公の中にあるのは

あきらめと絶望で、読むとちょっとダークな気分・・shadow

あとは、二番目の「ふたりの証拠」に

いろんな矛盾の謎解きがあることを期待しよう・・。

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